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●組合結成に寄せて
私が積極的に組合活動に参加する理由



                   

組合結成に寄せて酒井博之さんのお母様より)

 今日は、春の嵐ですね、雨も沢山降り続いています。
 この度は、日能研労働組合発足誠に、おめでとう御座います。

 私は、2000年1月29日に過労死いたしました、酒井博之の母です
 皆様には生前は、大変お世話に成りました。 
 あれから1年、酒井家には男の家族は居なくなり寂しい、限りです。この先若い、沢山の社員の方が保証されて無理のない労働条件を要求出来て、安心してお勤め出来ます様、ひたすら願うものです。 
 どうぞ二度と息子の様に悲しい、無念な、事が起こりませんようにと、僭越ですが、一言添えさせて頂きました。                 
                             2001年3月吉日
                                
酒井 三四





私が組合に加入し、積極的に活動する理由

教務部理科課 課長補佐 高宮二郎

 知る人ぞ知るといった類の話なのですが、実は、塾の業界では理科 を専門にやる人が 非常に少ないのです。新横浜の日能研本部に出張に行った際にも、「100通の履歴書がきても、理科をやっても良いという人はほんの2,3人だ」という話を聞きました。こんなにも、希望者の少ない理科の講師ですが、日能研関西では入社7年目の私の知る限りでも、既に8人の理科授業担当者が、会社を辞めています。8人のうち、女性が3人、男性が5人です。毎年のように新しい授業担当者が入社し、古い人と入れ替わっていっている勘定になります。慣れてきたなと思ったら、辞めてしまうということを繰り返しているわけです。

 なぜ、このような事態になったのか。これは、うちの会社の待遇面で不満があったからだと考えるのが自然でしょう。私の周りの人たちは、どうやって会社を辞めるのか、冗談まじりによく話をします。以前は、『そんなにいやなら、辞めればいいじゃないか。』と思っていましたが、この日能研で働くにつれ、私のこの思いも少しずつ変わってきました。それは、私が長くこの会社で働きたいと思い始めた事と無関係ではありません。長く働くためには、より大きな安定した会社になってくれないと困るのです。この点で、経験の豊富な人材を失うことは、日能研関西全体にとってマイナスであることに、そして、私自身の生活の不安定さにもつながると気づきました。塾という商売は経験が非常に重要です。子供たちに対する言葉遣いや態度、御父母の方との関係の作り方、一つ一つ、実際に経験して自分の中に蓄えていくのです。つまり、この商売では、よりよいサービスを提供しようとすれば、経験の豊富な人が辞めない環境を整える必要が有るのです。そして、その経験の豊富さで差別化を図り、より日能研を発展させることができると思うのです。

 ところが、現状はそのような理想とはかなり大きな隔たりがあります。経営者は「(授業担当者が) 待遇に不満があるなら辞めればよい。空いた授業は学生のバイトでも埋められる。」という姿勢です。実際、多くの人たちがこの方針通りこの会社から辞めていきました。以前は、このような方法でも会社は成り立っていました。規模が小さかったからです。けれども、今、日能研関西は、より大きな組織へと成長しているのです。教室数は、私が入社した当時と比べて、2 倍近くに増えました。どんどん教室数・生徒数は増えています。ですが、現在のところ、学生バイトによる授業は行っていないし、教室の事務処理なども、数多くの教室スタッフの手当てなしのサービス時間外勤務によって、何とかまわっています。しかし、この状況に、一抹の不安を感じないわけにはいきません。疲労によるミスや疾病などにより、サービス内容が低下するのではないかと心配せずにはいられないのです。休日がきちんと取れる、また、病気になったときには病院に通うことができる、そのように職場の環境を整えていくことは、日能研のサービスの向上にもつながるはずです。

 このような職場の環境や雰囲気を少しでも改善するためには、まず、会社経営の立場に立つ方が、雇われている私たちの言葉に耳を傾けてくれる環境をつくることが必要です。使う側と使われる側が対等の立場で意見を交換する必要があると思うのです。そこで、私は組合に加入することに決めました。もちろん、私のこの考えが経営者の方たちにきちんと伝わるかは、今後の交渉次第なのですが